prose-旭川右岸を歩く
2014年5月2日 エッセイ 岡北大橋を起点にして右岸を上流に向かっていくと葉桜が並ぶ。ソメイヨシノが盛り上がって、浮足だっていた丘陵の半田山だったのに、今はもう濃い緑につつまれている。
代わりに堤防のあちこちに白花をひらいたヤマボウシが勢いづいている。ハナミズキの原種ともいわれているが樹勢は比にならないほど丈高く嵩をはり、旺盛で、花房は密に集まって咲く。堤防のつきあたりは三野公園のふもとにある県道27号線の信号で、花の広場をターンしてもとの堤防道を帰ってくる。
途中浄水場のところで堤防を降り西川上流沿いの小径をたどり、軒の詰まった家々をかすめる迷路をきょきょろして歩く。前方にクラレのゴルフ打放しのネットを目印にしているので安心して歩を進めると小高い神宮山古墳が見えてくる。旭川の土砂を盛土にした前方後円墳で、ここいら一帯を古代稲作の上に君臨していた集落の王の墓であることがわかる。
探訪の一コースを終えた。
代わりに堤防のあちこちに白花をひらいたヤマボウシが勢いづいている。ハナミズキの原種ともいわれているが樹勢は比にならないほど丈高く嵩をはり、旺盛で、花房は密に集まって咲く。堤防のつきあたりは三野公園のふもとにある県道27号線の信号で、花の広場をターンしてもとの堤防道を帰ってくる。
途中浄水場のところで堤防を降り西川上流沿いの小径をたどり、軒の詰まった家々をかすめる迷路をきょきょろして歩く。前方にクラレのゴルフ打放しのネットを目印にしているので安心して歩を進めると小高い神宮山古墳が見えてくる。旭川の土砂を盛土にした前方後円墳で、ここいら一帯を古代稲作の上に君臨していた集落の王の墓であることがわかる。
探訪の一コースを終えた。
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