美作勝山に生まれ勝山城主の三浦貞勝の正室になったが、西の勢力三村家親との戦いで敗戦、隠れ落ちのびてこの地下土井に住んでいたところ、勢力をのばしてきた宇喜多直家の目にとまり正室として迎えられ、直家病没、やがて中国制覇の軍司令官としてやってきた豊臣秀吉とねんごろになって大阪城に側妾としてつれてかえられた。 
 いわく絶世の美女の所以で戦国武将を惑わしたようだ。
 その於福さんは大阪城以降たしかな消息の記録がない。
 病に罹り湯原温泉で湯治したり、仏門にはいったとも、勝山に帰ったともいわれ墓も大阪、岡山市内にあり特定できていない。
 膝痛、腰痛に霊験あらたかの地蔵さんが祭祀されている場所に於福さんの隠匿した顕彰碑が建ち、合してブッソウソウの観察もできるというので久しぶりに好奇心がわき、友人の車に便乗してでかけたのである。

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